
開封後のペットフード、皆さんはどのように保存していますか?
実は保存方法を誤ると、フードの風味が損なわれるだけでなく、最悪の場合、愛犬が体調を崩してしまうこともあります。
この記事では、ペットフードを最後まで美味しく、安全に与えるための保存方法について解説します。
ペットフードを正しく保存しないとどうなる?
ペットフードを正しく保存しないと、風味の劣化や体調不良の原因になる可能性があります。
開封後は油分の酸化が進み、徐々に匂いや味が変化してしまいます。
嗅覚の鋭い犬は、風味の変化に敏感なため、「食べたくない」と感じてしまうことも。
さらに、劣化したフードを与えると、お腹を壊すリスクも高まります。
だからこそ、正しい保存方法を知っておくことが大切です。
ドライフードの保存方法
ドライフードは「湿気・酸化・光」に弱いので、これらを防ぐ工夫が必要です。
湿気対策
ドライフードはお菓子と同じく湿気を吸いやすく、風味が落ちてしまいます。
保存容器を工夫する
チャックがついていないパッケージの場合は、光を遮断できるアルミ製ジッパー袋などに移し替えましょう。袋に入れるときは、できるだけ空気を抜いて密閉するのがポイントです。
冷蔵庫保管は避ける
冷蔵庫内での保存は結露が発生し、かびの原因になることがあります。
使い切る目安
一般的にドライフードは開封後1カ月以内に使い切るのが理想です。
脂質が多く含まれている場合は、さらに短い期間での消費が望ましいため、メーカーの推奨日数を確認しましょう。
ウェットフード
ウェットフードは水分が多く、傷みやすいため注意が必要です。
基本は開封当日に使い切る
一度開けたら、その日のうちに使い切るのが原則です。
保存する場合のポイント
使い切れない場合は、密閉容器(タッパーなど)に移すか、クリップで封をして空気を遮断し、冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
メーカーの使用目安を守る
ウェットフードも、メーカーが定める保存期間や使用方法を守るようにしましょう。
まとめ
ペットフードは、保存方法を誤ると風味が落ちたり体調不良の原因になることもあります。
ドライフードは湿気・酸化・光を避けて密閉保存を、ウェットフードは開封後すぐに使い切るのが基本です。
愛犬が最後まで美味しく安全に食べられるよう、日々の保存方法を見直してみましょう。